就職活動するのは、仕事を辞めてからか、続けたままか、どっちがいいか?
2016/05/10
フリーターから正社員に就職するために、就職活動をするときに悩むポイントの1つとして、今の仕事を続けたままか、一度辞めて、本格的に仕事をし始めるかという問題があります。
私の場合、26歳という年齢で、それまで非正規とはいえ、会計事務所でのアルバイト経験があったことから、新しいアルバイト先を探すのは簡単だったこと、半年くらいの生活費は確保してあったことから、それまでの仕事を辞めて、就職活動を始めました。
ただ、就職活動をするのは、人それぞれ置かれた状況が異なってきます。仕事を辞めて、就職活動に専念すべきか否か悩んでいる人のために、それぞれのメリットを紹介します。デメリットは、それぞれのメリットの裏返しだと思ってください。
仕事を辞めて、就職活動することのメリット
時間を確保することができる
別に人材紹介社を利用する、しないに関わらず、就職活動をするのに費やす時間が必要です。会社を調べたり、提出する書類を準備したり、時間を沢山確保する必要があります。
就職活動の時間だけでなく、正社員になったら、なかなか平日に長い休みを得ることができません。この機会に、リフレッシュするためにちょっとした旅行などの時間を確保してもいいじゃないです。
私も時間を確保して、平日に旅行してきました。これは、仕事を辞めることの最大のメリットです。
就職活動に専念できる
時間を多く確保することができることによって、就職活動に専念することができます。もし仕事を続けたままだと、その仕事があるからいいやと、就職活動が中途半端になってしまう可能性もあります。
自分を追い込むためにも、就職活動をする際に、仕事を辞めてよかったと思ってます。
仕事を辞めないことのメリット
経済的に助かる
これが仕事を辞めないことの最大のメリットです。額が少ないとしても、収入があるに越したことはありません。就職活動によって、交通費や準備にかかる費用のことも考えると、半年くらいの生活費を用意できなければ、仕事を辞めて就活することはおすすめしないかもしれません。
会社によっては給与の支払いが月末締の翌月末払いのところも結構あります。つまり、会社によって働き始めて2か月お給料がもらえないことがあるのです。
就職活動がうまくいかない時に助かる
例えば、ジェイックを利用したとしても、必ずしも就職活動が100%成功するわけではありません。
自分の実力以外にも、景気などの要因によって左右されることもあります。そんな時に、仕事をやめた状態で就職活動をしていては、非常に困ります。
場合によって、保険をかけて仕事を続けたまま就職活動することも懸命な判断です。
もし自分の希望する業界職種があるなら、その仕事のアルバイトや派遣なりをすることをお勧めします。そうでなければ、それまでやってきたパート・アルバイトを続けるのが賢いです。なぜなら、長期間働いたということ自体が良い評価につながるからです。
一番大事なこと
仕事を辞めて、就活するか否かで、一番大事なことは、いつ辞めるかというタイミングです。
そのタイミングは、自分自身の経済状況、転職市場の動向によって変わります。
経済的に半年間は大丈夫でも、転職市場が厳しかったら、半年では不安かもしれません。
自分の経済状況は自分自身で把握することは容易です。ただ、転職市場の動向は自分の力だけで把握することは困難です。
例えば、書籍やネットで、何月は経験者が動き出すから、フリーターの就職が不利な時期とか、震災などの影響をまだ受けている分野だとか、ある程度把握することができるかもしれません。
ただ、書籍やネットの情報は少し古い可能性が高いので、最新の市場動向に詳しい人に自分の経済状況を話して決めるのが得策だといえます。
仕事を辞めるか、続けるかは、一度転職市場のプロに聞くのをおすすめします。